2016年関西キー局の深夜番組で、立てなかった人にローラースケートを教えるというシーンがあったので、例によって私見を。(コーチ役は世界的なスケーターさんです。実際、子供から大人まで、エクササイズ的な教室を開かれてるようなので、興味のある方は実際行かれてみるのがお勧めです。)


立てなかったという設定からか、いつもそうされてるのか、まずは立ち上がるところからのスタートです。片膝を立てて、ふとももの上に手を置き(私は膝の上に手をおいてもらいます)下に押えながら立ち上がります。ここで珍しいなと思ったのは、そもそも片膝たてる足を少し開き気味(つま先をかかとより体の外側へ)にして、後から立てた足を左右対称に開いて、V字型にします。「まっすぐ(左右平行)になると前、後ろに進んでしまうので」

私は立つときは、左右平行にして立って、立ててからV字にするようにアドバイスしています。

また、番組ではV字というようり逆ハの字でかかとを開けてましたが、私はかかとをつけることで、スケートが動かなくなることを感じてもらってます。

人によっては、かかとをつける体勢自体難しいこともあるので、無理につける必要はないですが、つけた方がスケートがふらふらしない状態を確認してもらえると思います。


最初の片膝たててからの立ち上がりですが、これは「立ち方」ということもありますが、片足を床に押し付ける片足荷重を感じてもらうのに非常に有効だと思います。ただ立てる人にこけててくださいというのも変なので、こけたタイミングで片膝たちを体感してもらいます。


立った後「手は低く前に」と指導されたましたが、テレビのテロップには「重心は前に」と出てました。重心を低くするために「手を前に」だすのであって、「重心を前に」するわけではありません。重心は基本中央。片足で滑れるようになったら、滑ってる足の真ん中に乗ります。細かくいうと依頼者のクワッドローラーの場合、先生のインラインよりはやや後ろに重心を置く形になります。


そこから「片足を「トン」と地面を叩くように置いていきます」「歩く、長くする、だんだん長く長くでこうなります」と言われながらV字ウォークから滑っていかれるのですが、テロップは「足踏みの幅を拡げていくと」と表示されます。幅を拡げるのではなく、片足に乗っている時間を長くするイメージの方がいいのでは。番組後半で依頼者が歩く?滑る?場面で足だけ前に出して、体が後ろに残ってる状態になってました。


私は「前に行こうとせずに片足に乗ることをしっかり意識して、前へはスケートが勝手に滑っていくので」と言ってます。滑りたい気持ちはわかるのですが。特にインラインは滑り出した方が楽なので、とりあえず滑ってしまえということもありますが、クワッドの場合、止まった状態で片足にのりやすいので、ここで片足乗ることを覚えていただきたいです。


場面は切り替わって、スイズル(ひょうたん)に。「前、前、前よいしょ」と声を掛けられてました。T探偵「普通に開いていって、内に行けばいい・・・先生これ、内行かないよね?内になんでいくんですか」「内に寄せるんです。足の力で」

私は「開きだしたら、つま先を内側に向けてやる」と言ってます。で、スイズルはかかとをつけて前を開いた状態から足を横へ押し出せば前に進むということをわかってもらえればいいので、別に閉じれなくてもいいですよ、とも。


でスイズルで両足でやった動きを片足横に押し出して、最初にやった「トン」で片足に長くのればスムーズに滑っていけるわけです。


短いバラエティの放送時間で細かく解説もできなかったでしょうから、私なりの解説を加えてみました。


追記:最初見た時、スルーしてしまいましたが、途中探偵さんが、非常に重要な発言をされてました。

「もっと体重をかけたほうがいいよ。ローラーを信じて大丈夫だから。自分の体重をローラーにあてればだいじょうぶ」


初心者向けには、片足荷重をしっかりという意味でかと思います。

さらに、中上級者にとっても、各ローラーに掛けた荷重に従ってしかローラーは動かない。つまりローラーは荷重に対して裏切らないから、もっと自由な動きに挑戦しようというメッセージを私は感じました。





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